こんな疑問や課題に答えます。
どうして女性はセックスした男性を好きになるんだろう?
これは割りと有名な理論(仮説)なのですが、女性はセックスした男性のことを好きになるという法則があります。逆に、セックス手前までいったのにも関わらず、最後までイクことのできなかった男性を嫌いになります。
この恐ろしくも素晴らしい理論は、もしかしたら男性の皆さんの中で心当たりがある人も多いのではないでしょうか。股間に手を差し伸べたら抵抗にあい、その日何もせずに帰宅したら二度とデートに応じなくなる経験です。
ということで、この記事では、そんな多くの男性の経験則に基づいたセックス・トリガー理論とアリアリ理論について解説し、セックストリガー理論とアリアリ理論の理由について紹介したいと思います。
セックス・トリガーとは
冒頭に記載した通りなのですが、セックストリガーとは、セックスした男性のことを好きになる理論のことをいいます。このヤッた男を好きになる法則のことを、恋愛工学の提唱者、藤沢数希氏はセックストリガーと呼んでいます。
藤沢数希
生物学的なメカニズム
この理論は生物学的に考えてみると納得できます。なぜなら旧石器時代、セックスする=妊娠する可能性がある、ということになるわけなので、女性としてはセックスをした相手の子供を孕んでしまい育てる可能性があります。
したがって、セックスした男を好きになることが望ましい状態になります。もしこれが、セックスした男を嫌いになる場合、女性は1人で子供を育てていかなかればならないため、子育てにおいて望ましくないわけです。
藤沢数希
弱いオスの遺伝子
一方で、自宅やラブホテルなどに連れ出し、ディープキスやクリタッチをしたのにも関わらずセックスできなかった場合や、ベッドインしたのにも関わらず射精できなかった場合には、女性の恋愛感情は冷めてしまいます。
確かにこれも生物学的に考えてみれば、そこまで女性が男性にチャンスをあげたにも関わらず、セックスをできなかったというのは、メスにとって「弱いオスの遺伝子」として受け止められてしまっても不思議ではありません。
藤沢数希
心理学的な解釈
男性が射精を終えた後は急に冷めてしまう状態になるのとは裏腹に、大切なセックスを捧げた女性は「もしかしたら遊びだったんじゃないか」と不安な気持ちになります。
しかし、男性はセックスを終えた後(射精をした後)、それまでのヤリたくてヤリたくて仕方のなかった興奮状態から、まるでそれまでの気持ちが嘘かのように、急にシュンと性への欲求が萎えて、冷めてしまいます。
男性は射精直後に性的欲求がなくなり、この不安な気持ちを高ぶらせるかのように、女性に冷たい態度を取ってしまう構造になっています。それで女性は不安に襲われてしまい、男性のことで頭が一杯になってしまうわけです。
釣りでは魚のアタリを感じた時に、竿をしゃくって針を魚の口にかけますよね。射精して、ちょっと冷めて、態度がちょっと引く、というのは、女を釣るための、完璧なタイミングの竿の「しゃくり」になっているのかもしれません。これで一気に女はセックスした男の釣り針にかかるわけです。
藤沢数希
セックス・トリガーの注意点
上述したように、セックスさえすれば高い確率で女性の心を奪うことができるわけですが、セックストリガー効果が発揮されないケースもあるので、カリスマ工学生サウザー氏の対処法(STST→LTST移行仮説)を紹介します。
サウザー
妊娠のメカニズム
卵巣にある卵子は月1個ペースで、壁を突き抜けて卵管菜から卵管に卵子(寿命約1日)が移行します。ちなみに女性の膣内に放出された精子(1回で約1億個)は、卵管膨大部(卵管采辺り)で3日ほど生きて卵子との出会いを待ってます。
無事に卵管まで精子が移行すれば、卵子と出会い、卵子の殻「透明帯」を溶かして、1つの精子だけが卵子の中に入り込むことができるわけです。こうして受精卵となり、7〜10日間かけて子宮に移行するわけですね。
そうして子宮の内膜に取り込まれて着床できれば、妊娠が成立します。
石器脳は、出題範囲が狩猟時代関連(セックスとか妊娠とか)ならば、瞬時にリスクとリターンを計算し、正解な判断力を発揮するはずです。だから、トリガー引かれる引かれないの選択に、一定の合理的なアルゴリズムが存在する事は疑いないでしょう。
サウザー
長期セックストリガー(LTST)への移行方法
こうした妊娠のメカニズムから、次回の排卵がくる1ヶ月の間に、精子が死滅する期間(3日間以上)を空けて、次のセックス(挿入・射精)をすることで、長期的な関係を築ける可能性が高いという検証結果が出ています。
いうまでもないですが、これらは全て女の石器脳の現実認識で、現実の実物精子はコンドームにキャッチされてゴミ箱行きですよ。しかし、これで妊娠の確率は2倍です。更に3日が経ち、もう一発追加のセックス(3回目)をします。すると、妊娠の確率も3倍になります。
また3日空けて、4回目のセックス、としていくと、排卵に射精がぶつかっている可能性はどんどん高くなります。高確率でご懐妊と言う期待値に至ると、その男を損切りする事は生存本能上できない事なんじゃないかと思います。
サウザー
Good Dadが低い
Good Dadの要素が低い場合はトリガーにかからないケースがあります。そのため、威力を高めるにGood Dadを高める必要があります。Good Dadについて具体的に知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
参考 Good Genes・Good Dad【恋愛工学】Love Gameセックスは金で買えないが、愛は金で買えると言われる所以である。皮肉なことに、金持ち男は、セックストリガー効果が強く発現する結果、ポストSPは逆にCSR(Cost to Sex Ratio)が低く抑えられるという現象が起こる。
セックストリガー効果が発現して幸せなポストSPを迎えたとして
藤沢数希
みかん仮説
good dadが低い場合、ワンナイトラブまではgood genesによって、イケるのですが、やはりセックスしてから音信不通にあることは多いです。そこで有効なのが「みかん」をあげることです。これによりセフレ化に成功した事例がいくつかありました。
これがワーク(機能)した理由として、みかんをあげることでgood dad感が増したことが挙げられます。注意点としては、ちゃんと見送ったり、渡す数は多めにする、賞味期限が短めのものをあげることです。こうして、リマインダーとして機能するわけですね。
この実家から送られた大量のみかんをおすそわけする、という行為は、何か温かい家族のようなものが感じられます。これによって、ただの行きずりのエッチをしたナンパばかりしているろくでもない貧乏な男が、本当はやさしい、愛に満ち溢れた男に変わったのだと思います。
藤沢数希
アリアリ理論とは
さらに、「夢をかなえるゾウ」で200万部突破した作家水野敬也氏までもが、ヤッた男を好きになる法則のことを、自身の恋愛攻略マニュアル本「LOVE理論」の中で肯定しており、アリアリ理論と呼んでいます。
水野氏は大学入学当時、片想いしていた女性(篠崎)を自宅に招き入れることに成功し、DK(ディープキス)、パイタッチ、そしてクリタッチ移行の瞬間「今日はここまでね」と言われて、その後、音信不通になった過去を持ちます。
それから沢山の女性に聞き込み調査をするも、「あんたのキスが下手だったんじゃないの?」などの有用な情報を得られることはなく、自分の頭で考えて、実践を通して軌道修正することの大切さを痛感したそうです。
水野敬也
女性が心変わりする理由
また、以上の謎の経験「ディープキス心変わり」を徹底的に分析した水野氏は、以下のように結論付けています。
水野敬也
では、この事態を防ぐにはどうしたらいいか?
篠崎の一件以降、俺は女とディープキスをした場合、何がなんでもその日のうちにセックスするように心がけた。女との合意の上であるのは言うまでもないが、女がセックスに難色を示していた場合でも(たとえば、生理だったりした場合でも)俺はあの手この手で何時間もねばり、執念でセックスをした。
水野敬也
ヤッた男性を好きになる理由
女は日々綺麗に着飾り化粧をするが、それは、自分の持つセックスという価値を高める行為に他ならない(本人たちは否定するかもしれないが、無意識にそうしている)。そうやって自分の持つセックスの価値を高め、いかに男に高く売りつけるか、日々その努力をしているのが女という生き物である。
水野敬也
認知的不協和の解消が起こる
「かなりブサイクな男だったけど…でも優しいところもあったし。全然お金持ってないけど、でも面白い人だったし…アリかな。うん。アリかナシかで言ったら、アリ。あの男アリだわ。全然アリ」こう自分に言い聞かせ、自分の判断ミスではなかったと自己説得を始めるのだ。
これが俺の提唱する「アリアリ理論」だ。
水野敬也
この水野敬也が提唱するアリアリ理論は、「認知的不協和の解消」という心理学の用語で説明することができます。
この場合、女性にとって高価値であるセックスという行為をしてしまったがために、そのセックスを肯定するために(また不協和を解消するために)「セックスするに値する男性だからヤッた」と都合のいい認知に変更します。
この認知的不協和の例として、タバコ(喫煙者)がよく挙げられています。タバコという有害のものを吸っている行為を肯定するために、「ストレス発散に効果的だから」と喫煙者は都合のいい認知によく変更するからです。
このように認知的不協和の解消は、恋愛において非常に重要なテクニックの1つなので、覚えておきましょう。
セックス後のテクニック
また、水野敬也氏は、セックス後の鉄則として「二、三日連絡を絶つ」ことを推奨しています。女性は大切なセックスを捧げた相手を価値のある男性と思うのと相まって、あえて引くことで、釣り針に掛かるわけですね。
逆に、セックスしたからといって舞い上がり、なれなれしく電話をしたりメールをするのは絶対にNG。この「彼氏気取り」によって、セックスをした後でも多くの男がフラレているという報告を受けている。
水野敬也
カタレプシーからの転移
心理学用語で、カタレプシーとは、受動的にとらされた姿勢を保ち続け、自分の意思で変えようとしない状態のことを指します。この受動的姿勢から能動的姿勢に転移したことをカタレプシーからの転移といいます。
これはいわゆる「かいしんの一撃(セックス)」が決まると転移して、女性が男性に対して積極的になった状態を指します。
まとめ
女性の恋愛感情を発火させるのに、非常に効果的なのが「セックス・トリガー理論」と「アリアリ理論」でした。進化生物学にも、心理学的にも、とても説得力のある理論ですので、ぜひ活用して沢山セックスしてください。
とはいえ、これらの理論は女性と出会い、魅了し、ラポールを形成した後のSフェーズの話になります。AとCフェーズができていなければ話になりません。まだご存知ない方は、下記の記事を参考にACSモデルを学びましょう。
参考 ACSモデルとは?A・C・Sフェーズまとめ【恋愛工学】Love Game